国分寺市恋ヶ窪を起点に、国分寺崖線(通称ハケ)に寄り添いながら悠々と流れ、多摩川に注ぐ野川。 「ハケの森」と呼ばれる緑と各所に点在する湧水地が調和しながら、美しい川を保っています。野川が現在の様相となったのは、1969年に始まった改修工事後のこと。それまでは、子どもたちが助走をつけて飛び越えられるほどの川幅で、周囲には田園風景が広がっていました。そして時は流れ、住宅地となったいまでも、野川には東京23区内の都会とは思えないほど、豊かな自然が残されています。 そこでおすすめしたいのが、お散歩がてらのネイチャー&バードーウォッチング。年間通して70種を超える野鳥が行き交い、500種を超える植物が根を張る、野川だからこその散歩の楽しみがあります。
春なら、カワセミの子育て風景や、ジョウビタキ、ツグミなど旅立ち近い渡り鳥、また岸辺を黄色に染めるカラシナやツツジ、そこに集う色とりどりのチョウチョなど…見どころは尽きません。そしてお散歩の際には、ぜひオペラグラスやルーペを携えて。自然をもっと間近に、もっと素晴らしいものに感じられること間違いなしです。